LOMOVIES

映画、本好き医大生があなたに為になる情報を発信します

MOVIE IS WORLD MICROCOSM

映画とは人生の縮図である

【スポンサーリンク】

解放されたいなら今すぐ物を捨てろ

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

なにかいい事ありました?僕はというと最近大掃除しました、というか現在進行形でやってます。

実家から下宿先に戻ってきたので、ほったらかしていた部屋の掃除をしようと思いまして。そして、最近ある映画を観たんですよ。それが「ファイトクラブ」です。

ブラッドピッドとエドワードノートンがでている、あの映画です。

 

 

ざっくり紹介すると、主人公のエドワードノートンは生きているという実感を感じず、刻々と時を過ごしていました。まぁよくいるサラリーマンみたいな人です。そんなある日ブラッドピッド演じるタイラーダーデンに出会い、彼に大きく影響され人目を気にしない、本当の意味で生きていると生活に変わっていきます。その中で彼ら2人がファイトクラブというクラブを設立。そのクラブでの活動はというと、生きているという実感を得るために、お互い素手で取っ組み合うというものだったのです。傷つき体が痛むとともにその痛みが今、俺は生きているということを証明してくれるのです。

 

この作品を観てから、なんというか僕の人生観が大きく変わったと思います。特にタイラーの余りにも暴力的な非物質主義。

そうタイラーは超ミニマリストなんです。彼の生き方はモノや情報に溢れ一見余りにも便利になった今の世の中に必要な考えじゃないでしょうか?

僕はこの作品を観てから何か吹っ切れたというか、便利なんだけど窮屈な、快適なんだけど退屈な毎日を変えるきっかけをくれました。そこで、下宿先に帰ってすぐに大掃除をしてモノを捨てたんです。モノなんて生きていく上でほとんど必要ない。もうすでに僕たちは十分以上のモノを持っている。なのになぜ僕たちは新しいモノに目が眩み、他人のモノに目を奪われる。これってまさにモノに支配されている、そう、いつの間にか僕たちはモノの奴隷になってしまっているんじゃないか?そう思ったんです。

モノって買えば買うほど欲しくなる、集めたくなる、新しいもの、より便利なモノが欲しい。もうこんな生活が嫌になったんです。逆に、モノを捨て切ってそれでも残ったモノっていうのは、今の自分にとっては便利なんじゃなくて、生きていく上で必要なモノになるわけで、ミニマリストは自分にとって本当に必要なモノを知ることが出来る生き方なんです。

これを見ている、君。今すぐモノを捨てろ。そして何もかも捨て切って本当の自分に今こそ気付くんだ‼︎