アラスカへ旅に出よう
世の中モノに溢れすぎているとは思いませんか?
鬱陶しい人間関係のしがらみに苦しんでいませんか?
そんなあなたはアラスカの荒野へ旅に出かけましょう
とういうのは冗談ですが、なんとモノと人に解放される為にアラスカへ1人旅に出た方がいました
それも22歳で(僕と同い年泣)
生まれは裕福で大学もエリート卒業、でも家庭内でのしがらみ(両親の不仲)にうんざりし、大学卒業後に一旦この世界から離れようと心に決めていました。
そこで狩猟と植物による自給自足生活を送ったのです。
そんな実話をもとにした作品がこちら
Into the wild です
本作は、アラスカ滞在期から始まります
雪原の中古びた廃バスを見つけそこを寝床にし、周囲の探索が始まります。
そこで持ってきた植物図鑑を頼りに植物を採取しリスや鳥、シカを狩り生活していました。
そこからアラスカに着く前の話とアラスカ滞在とを交互に場面が入れ替わり、青年の旅の詳細を知るわけです。
青年は旅に出たあと、旅先でたくさんの放浪者に出会います。そこで飛び交う会話がなんとも楽しそうで、彼らは好きで放浪者になっているのか、それとも止むを得ずなのかはわかりませんが、それでもいろんな苦しみを抱えながらも幸せを感じていました。そこでの会話は、自然と共に生きている人達の会話なのでとても重みがあり、現代の物にあふれた生活からいかに解放され、より人間らしいかがわかります。
この作品は冒頭でも書いた通りノンフィクションであり、実際にモデルがいます。しかし残念ながら今はもう、亡くなられましたが、彼の日記と記録から人生の真実を、彼は見つけたんだと思います。それは「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」ということです。彼は1人立派に自然と共に生きていましたが、彼にはどうしても両親が許せなかった。それがきっかけで旅に出たわけですが、旅に出た後にたくさんの経験をして多くのことを学びました。そして最後に、もし自分が憎き両親を許し、共にこの経験をしたならば、計り知れない幸せを感じたのだろうと。
皮肉にも彼は最後にたった1人アラスカで亡くなったのです。なんとも虚しい終わりですがそこから私達は何かを学ばなければならないんじゃないですか?
彼が身を以て経験したことを私達の生活に生かすべきです。
そして、本当に自分にとって大切なものを見つけそれと共に生きていくのが人生なんじゃないでしょうか?
Into the wild は小説がもとになっているので近々買って読んでみます。
そこでは映画では省かれた話がたくさんあり、また著者が青年の行く末を追跡し出会った人々達による詳細なインタビューから彼の生活、心情を読み取っていく話なので読むのが楽しみです。
最後に、アラスカに行けとは言わない、しかし僕と同じ位の歳の人達ならわかると思う。特にあまり人と関わり合うのが苦手な人、いろんなものに振り回されて自分を見失っている人、そして他人と比較し嫉妬し、自分の価値を貶めている人。
旅に出よう‼︎
僕もお金を貯めて来年の2〜4月の間に初めて海外に行こうと思っている。もちろん1人で
気が乗らない人はとりあえずこの映画を観て、きっと何かしら行動が変わるはず‼︎